2010年 12月 11日
角切り~最終回2~ |
オヤジ猫
「さっきチビ寝てただろう?」
チビ猫
「だって僕、とーちゃんの解説が長すぎたジョ・・・」
オヤジ猫
「最後はビシッと聞け!!」
「連写で掲載するにゃ!!」
オヤジ猫
「角を切られた鹿達は、~もう二度と角切りなんて出てやらない!!(;_;)~と言って
角切り場から出て行くのだにゃ!!」
「角切りは人間と鹿が共栄共存していくための儀式で、鹿達にはかわいそうに思えるにゃ、
だけど、角を切らなければ人間も角で怪我をするし、鹿達も喧嘩をして命を落としてしまう
危険性もあるのだから、どちらにも必要な事なのだにゃ。」
「角切りを終えて群れに帰った鹿達にも、多くの試練が待ち受けているにゃ。
ボスが不在の間に別の雄鹿がボスになって、政権交代したり、
長い間閉じこめられていたために、凄いストレスがかかって精神的に参って
群れに戻れない鹿もいるにゃ。
最後に今年角切りに出た鹿で、若草山の雄鹿ぷーちゃんの姿を先日撮影したので
掲載するにゃ」
オヤジ猫
「見ての通り、身体もやせ細り、態度もオドオド。
現在若草山では、青龍くんがボスのため、離れたところにいるのにゃ。
かつての角切り前、雄鹿の勇敢さが消えてしまっているにゃ。
かわいそうな気もするにゃ」
「男の横顔」
オヤジ猫
「俺も、男として魅力あふれる猫として頑張るにゃ!!」
とオヤジ猫はやっと「角切り」の解説が終わったため、居酒屋に祝杯を挙げに行ったとな・・・。
おしまい。
皆様長い間引っ張ってすいませんでした。
途中止めたろか!!とも思いましたが、この伝統儀式と現場での迫力どうしても皆様に伝えたくて、
最後まで頑張ってみました。
ありがとうございます。
by maribell1225
| 2010-12-11 14:11
| 鹿さん